光海底ケーブル事業支援=香港-グアム島-官民ファンド
2017/01/23
株式会社 時事通信社
総務省が所管する官民ファンド「海外通信・放送・郵便事業支援機構(JICT)」は20日、NECとともに香港-グアム島間(約3900キロ)の光海底ケーブル事業の支援に乗り出すと発表した。総事業費は最大で約159億円。JICTとNECは、事業運営のためシンガポールに設立する新会社にそれぞれ5億2000万円と5億8000万円を出資。JICTは別に53億円を融資する。 JICTは2015年、政府や通信大手、大手銀行の出資で設立され、今回が初の支援案件となる。NECはケーブル敷設のほか、管理、運用を行う。新会社は大容量の光通信ケーブルの使用権などを販売する。今月中に着工し、20年1月の完成を目指す。(2017/01/23-13:05)
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