個人の資金需要低下続く=住宅ローンに一服感-日銀
2017/01/23
株式会社 時事通信社
日銀が23日発表した1月の主要銀行貸し出し動向アンケート調査によると、2016年10~12月期の資金需要の強弱を判断する指数(DI)は個人向けがプラス8と、10月の前回調査から2ポイント低下した。悪化は2四半期連続。住宅ローンのDIが5ポイント悪化の7となり、マイナス金利政策導入後に膨らんだ借り換え需要の一服感が強まっている。 企業向けの判断DIは1ポイント上昇のプラス7と、2四半期連続で改善した。中小企業で設備投資に関連した資金需要が伸びている。 判断DIは、資金需要が「増加」「やや増加」と回答した割合から、「減少」「やや減少」を引いた値。調査は貸出残高上位50の金融機関が対象で、回答期間は昨年12月9日~今月12日だった。(2017/01/23-13:52)
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