JCR、興銀リースを「ネガティブ」でクレジット・モニターに指定
2017/01/19
株式会社 時事通信社
日本格付研究所(JCR)は19日、興銀リースの長期発行体格付け(「A-」)をクレジット・モニターの対象とし、見直し方向は「ネガティブ」としたと発表した。 JCRは興銀リースについて、子会社のIBJL東芝リースを通じて東芝グループ向け債権を多く保有していると指摘。その東芝が、米原発事業で数千億円規模の損失が生じる見込みであることに加え、資本増強策として主力の半導体事業を分社化する検討を進めるなど経営状況に大きな変化が生じており、興銀リースへの影響などについても不透明感が増しているとしている。(2017/01/19-17:45)
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