米ユナイテッドヘルスの10~12月期、純利益54.0%増=市場予想上回る
2017/01/18
株式会社 時事通信社
【ニューヨーク時事】米医療保険最大手ユナイテッドヘルス・グループが17日発表した2016年10~12月期決算は、純利益が前年同期比54.0%増の19億2800万ドル(約2200億円)となった。保険料収入が増加する一方、米医療保険改革法(オバマケア)関連事業からの撤退による負担減が寄与した。 調整後の1株当たり利益は2.11ドルと、市場予想平均(トムソン・ロイター調べ)の2.07ドルを上回った。 総収入は9.0%増の475億2300万ドル。部門別では、主力の医療保険ユナイテッドヘルスケアが15.6%増の379億3600万ドル。保険加入者数は49万5000人増の4858万5000人となった。IT医療サービスのオプタムは1.2%増の221億6700万ドル。 16年通期は前期比17.6%増の1848億2800万ドル、純利益が24.3%増の72億9300万ドル。17年通期の見通しは、総収入が1970億~1990億ドル、調整後の1株当たり利益が9.30~9.60ドルに据え置かれた。(2017/01/18-06:56)
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