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ソフトバンクGのファンドに出資か=アップルが協議-米紙報道

2016/12/14 株式会社 時事通信社
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【ニューヨーク時事】米アップルは、ソフトバンクグループがテクノロジー分野への投資目的で設立する1000億ドル(約11兆5000億円)規模のファンドに出資する可能性がある。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が12日、複数の関係者の話として報じた。  同紙によると、アップルが「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」に最大10億ドルを出資することをめぐり両社が協議した。アップルは次世代技術に関する知見を得ることが目的という。   同ファンドにはソフトバンクGが5年間で少なくとも250億ドル、サウジアラビアの政府系ファンドが最大450億ドルを出資。アラブ首長国連邦(UAE)などの政府系ファンドも出資を検討している。ソフトバンクGの孫正義社長は6日、ニューヨークでトランプ次期米大統領と面会し、同ファンドから500億ドルを米国に投資する方針を伝えた。  ソフトバンクは2008年にアップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の日本での独占販売権を獲得するなど、両社は取引上の関係も深い。時価総額で世界最大のアップルの出資が実現すれば、ファンドへの注目度が高まり、資金調達に弾みがつきそうだ。(2016/12/13-19:03)

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