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17年の米GDP、2%増を予想=利上げは1回か-バンカメ

2016/12/08 株式会社 時事通信社
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【ニューヨーク時事】米金融大手バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは7日、米実質GDP(国内総生産)について、トランプ次期米政権の景気刺激策を背景に、2017年が2.0%増、18年は2.5%増との見通しを示した。  また、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースは17年が9月に1回、経済成長とインフレが強まると予想される18年は3回と予測した。  エコノミスト(米国担当)のミシェル・メイヤー氏は会見で、17年上半期の成長率はドル高や金利上昇が圧迫要因となり、1%台にとどまると説明。「(トランプ氏が掲げる)政策のうちどれが実施されるのか、なお不透明感が残っているだろう」とも指摘し、企業の投資を抑制する可能性があると述べた。  17年下半期以降は、インフラ投資や税制改革といった景気刺激策の効果が出始め、2%を超える成長率になるとみている。一方で、潜在成長率が低下していることに触れ、「長期的な成長余地については議論があるだろう」とも述べた。(2016/12/08-07:54)

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