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天候デリバティブ、全世界で販売=NASAデータ活用-三井住友海上

2016/12/08 株式会社 時事通信社
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三井住友海上火災保険が、冷夏や干ばつなどの被害をカバーする天候デリバティブ(金融派生商品)を全世界で販売することが7日、分かった。米航空宇宙局(NASA)や宇宙航空研究開発機構(JAXA)の衛星観測データも活用しながら、新興国・地域も対象に加え、月内にも始める。   東南アジアなど新興国に進出する日系企業を中心に販売を強化。水温上昇の影響を受ける養殖事業者や、降雨で作業が停滞するリスクがある鉱山開発会社などの需要を見込む。  三井住友海上は、国内や先進国で天候デリバティブを手掛けてきた。精緻なデータが得られない新興国では困難だったが、NASAなどのデータを得て全世界展開が可能になった。(2016/12/07-20:22)

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