【国内初】テレマティクスデータを活用し、脳体操アプリの利用結果から 安全運転アドバイスを行う新サービスを提供
【国内初】大規模雹災発生時の被害車両の損害確認を自動化し、保険金支払いを迅速化
~1 台当たりの雹災被害車両の損害確認を最短 90 秒で完結~
2024年7月24日
MS&ADインシュアランス グループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(代表取締役社長:新納 啓介)は、「運転技能向上トレーニングアプリ」(以下、脳体操アプリ)の利用結果からお客さまの運転傾向を診断し、安全運転につながるアドバイスを行う新たなサービスの提供を 2025 年 1 月から開始します。運転実績に基づかず、アプリの利用のみで運転傾向を診断し、アドバイスを提供するサービスは国内初となります。
1.背景
少子高齢化や人口減少による地域交通網のドライバー不足などに起因し、日常生活における移動手段の一つとして自動車の必要性は高まっており、一人ひとりの安全運転に対する取り組みや運転寿命の延伸が重要な課題となっています。
当社は、2021 年 11 月より国立大学法人東北大学加齢医学研究所(以下、東北大学)・川島隆太教授、学校法人河原学園人間環境大学(以下、人間環境大学)・野内類教授および株式会社仙台放送(以下、仙台放送)とテレマティクス自動車保険で取得したビッグデータを活用し、脳体操アプリによる危機回避能力向上・事故削減効果等の実証に向けた共同研究を実施しています。
今般、当社は東北大学、人間環境大学および仙台放送と、共同研究を通じて「速度超過」「急加速」「急減速」などの運転上の危険挙動の発生可能性を脳体操アプリの利用結果から予測できるアルゴリズム※1 を開発しました。このアルゴリズムを用いて、アプリの利用のみでドライバーの運転傾向を診断し、安全運転に
つながるアドバイスを行う新サービスを提供していきます。
※1 運転挙動データに基づく「運転技能向上トレーニング」に関する特許を当社、東北大学および仙台放送の三者共同で取得しました
2.概要
3.今後の展開
本サービスは、仙台放送の運転技能向上トレーニングアプリ「BTOC(ビートック)」※2にもコンテンツとして追加予定です。当社は、今後もテレマティクス自動車保険を通じて蓄積した走行データを活用し、交通事故低減に向けた商品・サービスの開発に取り組んでいきます。
※2 https://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/about/news/pdf/2024/news_2024052801309.pdf
<「お客さまと地域・社会」双方の安心につながるテレマティクス自動車保険>
以上
この記事の情報発信者
あいおいニッセイ同和損保はMS&ADインシュアランス グループの一員として、グローバルに事業展開する世界トップ水準の保険・金融グループを創造し、持続的な成長と企業価値向上の実現を目指します。また、行動指針に「地域密着」を掲げ、地域社会への貢献活動や地域の課題解決に積極的に取り組んでいます。