純利益730億円に上方修正=生保子会社の費用減-ソニー3月期予想
2017/04/21
株式会社 時事通信社
ソニーは21日、2017年3月期の連結業績予想(米国会計基準)について、営業利益を2850億円(従来予想は2400億円)に、純利益を730億円(260億円)にそれぞれ上方修正した。ただ、先に決めた映画事業の減損処理などが響き、前期実績に比べ営業利益は3.1%減少し、純利益は50.6%減と半減する。
今回の上方修正は、長期金利の上昇などで子会社のソニー生命保険の費用が従来想定より少なく済むのが主因。半導体事業を中心に費用が想定を下回ることも寄与する。売上高は7兆6000億円の予想を据え置いた。
ソニーは映画事業の収益性低下に伴う1121億円の減損損失計上を踏まえ、2月に従来利益予想を公表していた。 (了)
今回の上方修正は、長期金利の上昇などで子会社のソニー生命保険の費用が従来想定より少なく済むのが主因。半導体事業を中心に費用が想定を下回ることも寄与する。売上高は7兆6000億円の予想を据え置いた。
ソニーは映画事業の収益性低下に伴う1121億円の減損損失計上を踏まえ、2月に従来利益予想を公表していた。 (了)
この記事の情報発信者
株式会社 時事通信社
時事通信社は、日本の代表的な通信社として、速報性と専門性を兼ね備えたニュースを新聞社、放送局だけでなく、金融機関、官公庁、ポータルサイト向けなど、様々な分野に提供しています。