キャリア
押し目買いのチャンス〔私の相場観〕
2017/04/19
株式会社 時事通信社
廣田証券常務・樫田充幸氏
北朝鮮情勢など地政学リスクの高まりで株式相場は調整局面にあるが、４月下旬から５月中旬にかけて発表される２０１８年３月期業績予想で企業業績の好調が確認され、日経平均株価は上昇局面に入るだろう。このため、５月末ごろまでが押し目買いのチャンスだと考える。
５月７日決選投票のフランス大統領選は不安材料だ。結果次第では、日経平均が一時的に１万７５００円程度まで下落する可能性がある。ただ、ここが年内の底値となる可能性が高い。
１ドル＝１０５円程度までの円高なら、企業業績が改善するシナリオに大きな影響はない。米国の景気は順調で、６月には利上げが行われるとみている。このため、為替相場が円安傾向となって日経平均は夏場に２万円の大台を突破すると予想する。押し目買いは、円安メリットを享受しやすいハイテクや自動車などの輸出産業を狙いたい。（了）
北朝鮮情勢など地政学リスクの高まりで株式相場は調整局面にあるが、４月下旬から５月中旬にかけて発表される２０１８年３月期業績予想で企業業績の好調が確認され、日経平均株価は上昇局面に入るだろう。このため、５月末ごろまでが押し目買いのチャンスだと考える。
５月７日決選投票のフランス大統領選は不安材料だ。結果次第では、日経平均が一時的に１万７５００円程度まで下落する可能性がある。ただ、ここが年内の底値となる可能性が高い。
１ドル＝１０５円程度までの円高なら、企業業績が改善するシナリオに大きな影響はない。米国の景気は順調で、６月には利上げが行われるとみている。このため、為替相場が円安傾向となって日経平均は夏場に２万円の大台を突破すると予想する。押し目買いは、円安メリットを享受しやすいハイテクや自動車などの輸出産業を狙いたい。（了）
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