休眠預金活用、来月に審議会=19年の運用目指す
2017/04/18
株式会社 時事通信社
加藤勝信1億総活躍担当相は18日の記者会見で、金融機関の口座で10年以上放置されている「休眠預金」の活用策について検討するため、有識者らで構成する審議会を5月下旬に発足させると発表した。民間公益活動の財源に充てることを可能にする昨年12月成立の休眠預金法に基づく措置。来年春をめどに基本方針を策定し、2019年秋の運用開始を目指す。
運用が実現すれば、休眠預金を預金保険機構に移管した上で、貧困対策や福祉、地域活性化などの事業に使うことが可能となる。政府は内閣府に設置している「休眠預金等活用準備室」を24日付で「休眠預金等活用担当室」に改組し、事務局機能を強化する。(了)
運用が実現すれば、休眠預金を預金保険機構に移管した上で、貧困対策や福祉、地域活性化などの事業に使うことが可能となる。政府は内閣府に設置している「休眠預金等活用準備室」を24日付で「休眠預金等活用担当室」に改組し、事務局機能を強化する。(了)
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