CLOSE

越の高効率発電を支援=インフラ輸出の一環-国際協力銀

2017/04/11 株式会社 時事通信社
★ お気に入り
 【ハノイ時事】国際協力銀行(JBIC)は11日、ベトナムでの高効率の石炭火力発電所建設事業向け資金8400万ドル(約93億円)を三菱東京UFJ銀行と協調融資すると発表した。安倍政権が成長戦略の柱に掲げるインフラ輸出の一環で、三菱商事などによる同国初の最新型石炭火力発電所建設を支援する。
 対象はベトナム南部ビントゥアン省の発電所計画で、燃焼効率を高めて温室効果ガスの排出を抑える「超々臨界圧」方式の設備を新たに追加。2019年に運転を開始し、ホーチミン市など南部へ送電する。 
 ベトナムでは、経済成長による電力需要が急増する一方、発電所の整備が遅れている。同国政府は昨年11月、日本とロシアの支援で計画していた東南アジア初の原発建設を財政難で中止しており、代替手段として最新技術で環境負荷を軽減した石炭火力発電に期待している。(了)

この記事の情報発信者

株式会社 時事通信社

時事通信社は、日本の代表的な通信社として、速報性と専門性を兼ね備えたニュースを新聞社、放送局だけでなく、金融機関、官公庁、ポータルサイト向けなど、様々な分野に提供しています。

[HP] http://www.jiji.com/

みずほ銀行、目や顔で本人確認=スマホアプリ利用時
銀行団、東芝を依然不安視=再建支援へ綱渡り

保険ビジネスの成功を支援する
INSURANCE JOURNAL