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関西アーバン銀、水害対策で住宅ローン金利優遇=滋賀県と連携

2017/04/11 株式会社 時事通信社
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 関西アーバン銀行は11日、滋賀県と連携し、水害対策を施した住宅の購入・増改築にローン金利を優遇すると発表した。基準金利から年1.9%引き下げる。同行と県の包括連携協定に基づく商品で、県の進める流域治水対策を支援する。
 対象の住宅は、(1)県指定の「浸水警戒区域」内で県から建築許可を取得(2)1階の床の高さを県が設定する「想定浸水深」以上(3)100リットル以上の雨水貯留タンクを設置-のいずれの要件を満たすことが必要。
 優遇金利は変動金利型で、現行の基準金利は年2.675%。融資額は1億円以内で、返済期間は50年以内。
 県は今年6月にも、米原市村居田地区(13ヘクタール)と高島市朽木野尻地区(15ヘクタール)を浸水警戒区域に指定する予定。三日月大造知事は11日の記者会見で「災害リスク情報を一歩進んで活用した画期的な商品。今後も災害リスク情報をポジティブに利用する取り組みを進めたい」と述べた。(了)

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