かんぽ、保険金審査でAI=「ワトソン」で担当者支援
2017/04/11
株式会社 時事通信社
かんぽ生命保険は11日、米IBMの人工知能(AI)ワトソンを、保険金支払時の審査業務に導入したと発表した。支払う金額などを審査する際、5年以上の経験を有するベテラン社員でなければ判断が難しいケースでも、AIを活用することで若手社員が担当できるようにした。
同社で保険金支払い審査業務を担当する社員のうち、ベテランは200人程度。難しい手術に対する査定など、難易度の高いケースは年間10万件程度あり、ベテラン社員の負担軽減が課題だった。同社では「AIを活用し、査定担当者の働き方改革を進めたい」(広報部)としている。
月内には、コールセンターの業務にもワトソンを採用し、相談者とのやりとりを自動で要約する業界初の機能を導入する予定。(了)
同社で保険金支払い審査業務を担当する社員のうち、ベテランは200人程度。難しい手術に対する査定など、難易度の高いケースは年間10万件程度あり、ベテラン社員の負担軽減が課題だった。同社では「AIを活用し、査定担当者の働き方改革を進めたい」(広報部)としている。
月内には、コールセンターの業務にもワトソンを採用し、相談者とのやりとりを自動で要約する業界初の機能を導入する予定。(了)
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