独製薬STADA、英シンベンと米ベインによる買収支持=企業価値53億ユーロ
2017/04/11
株式会社 時事通信社
【フランクフルト時事】独製薬会社STADAは10日、監査役会と取締役会が英シンベン・パートナーズと米ベイン・キャピタルズの両投資会社による買収を支持する方針を固めたと発表した。STADAをめぐっては米アドベントや英ペルミラも関心を寄せ、一般競争入札に参加していた。
買収提案額は1株当たり合計66ユーロで、STADA買収のうわさが市場に広まる直前の2016年12月9日の終値に約48.9%のプレミアムが上乗せされた。企業価値は約53億1800万ユーロに上り、ロイター通信によれば、投資会社による独企業の買収額としては過去最大という。
シンベンとベインは従業員や拠点の当面の確保を約束した。STADAは今後公開される買収提案書類を精査した上で、株主に提案の受け入れを勧める見通し。成立には最低でも株式75%の取得が必要という。(了)
買収提案額は1株当たり合計66ユーロで、STADA買収のうわさが市場に広まる直前の2016年12月9日の終値に約48.9%のプレミアムが上乗せされた。企業価値は約53億1800万ユーロに上り、ロイター通信によれば、投資会社による独企業の買収額としては過去最大という。
シンベンとベインは従業員や拠点の当面の確保を約束した。STADAは今後公開される買収提案書類を精査した上で、株主に提案の受け入れを勧める見通し。成立には最低でも株式75%の取得が必要という。(了)
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