マレーシアみずほ銀、3億ドルのイスラム金融融資契約=イスラム民間開発公社と
2017/04/11
株式会社 時事通信社
【クアラルンプール時事】マレーシア国営ベルナマ通信などによると、マレーシアみずほ銀行は10日、イスラム金融方式の「コモディティムラバハ」による3億ドルの融資契約をイスラム開発銀行(IDB)傘下のイスラム民間開発公社(ICD、本社サウジアラビア)と結んだ。クアラルンプールで調印式が行われた。
期間は2年間で、資金はICD加盟国で行われるICDのプロジェクトに拠出される。マレーシアみずほ銀が国境を越えたコモディティムラバハの取引をするのは初めてという。
ICDのカレド最高経営責任者(CEO)は、約15企業が融資を受けると説明。1プロジェクト当たりの融資額は平均2000万ドルになると述べた。
また、ICDはイスラム金融の発展に取り組む日本を支援していくと語った。
マレーシアみずほ銀行の関係者は、最もダイナミックで評判の高い開発機関の一つであるICDと組み、事業を支援する役割を果たすことを誇りに思うと述べた。その上で、今回の取引は同行のイスラム法(シャリア)に準拠したビジネスの強化につながると期待を示した。(了)
期間は2年間で、資金はICD加盟国で行われるICDのプロジェクトに拠出される。マレーシアみずほ銀が国境を越えたコモディティムラバハの取引をするのは初めてという。
ICDのカレド最高経営責任者(CEO)は、約15企業が融資を受けると説明。1プロジェクト当たりの融資額は平均2000万ドルになると述べた。
また、ICDはイスラム金融の発展に取り組む日本を支援していくと語った。
マレーシアみずほ銀行の関係者は、最もダイナミックで評判の高い開発機関の一つであるICDと組み、事業を支援する役割を果たすことを誇りに思うと述べた。その上で、今回の取引は同行のイスラム法(シャリア)に準拠したビジネスの強化につながると期待を示した。(了)
この記事の情報発信者
株式会社 時事通信社
時事通信社は、日本の代表的な通信社として、速報性と専門性を兼ね備えたニュースを新聞社、放送局だけでなく、金融機関、官公庁、ポータルサイト向けなど、様々な分野に提供しています。