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みちのく銀、グリーンファンドと協定=金融機関で初

2017/04/05 株式会社 時事通信社
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みちのく銀行は5日、一般社団法人グリーンファイナンス推進機構(グリーンファンド)と「地域における地球温暖化対策のための事業の推進に関する業務連携協定」を締結した。風力など再生可能エネルギー普及による二酸化炭素削減と地域資源の活用による経済活性化・地方創生を同時に目指す。同機構と協定を結んだ金融機関は同行が初めて。  連携の第1弾として、横浜町など青森県内3地域での風力発電を投資対象とする「青森県風力発電投資事業有限責任組合」(青森県風力発電ファンド、3月10日設立)に、みちのく銀が3億円、同機構が10億円をそれぞれ出資する。  みちのく銀の本店(青森市)での締結式後の記者会見で、高田邦洋頭取は「これまで以上に(地域の事業者を)応援することが可能になった。環境金融のトップランナーとして温暖化対策をリードしていけるよう積極的に取り組む」と強調。同機構の末吉竹二郎代表理事は「(東京にいては)支援を本当に必要としているプロジェクトに出会うチャンスがない」と、みちのく銀のネットワークに期待を表明。会見後、記者団に「(今回の協定を)成功モデルにしたい」と述べ、各地域の金融機関との連携を強化していく考えを示した。(2017/04/05-13:30)

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株式会社 時事通信社

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[HP] http://www.jiji.com/

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