飯盛信託協会長が就任会見=「機能発揮し、社会に貢献」
2017/04/04
株式会社 時事通信社
信託協会の飯盛徹夫会長(みずほ信託銀行社長)は4日に行った就任記者会見で、信託財産総額が昨年11月に1000兆円を超えたことに触れ、「信託への期待が高まっている。機能を発揮して社会、経済の成長に貢献したい」と抱負を述べた。就任は同日付。 飯盛会長は、少子高齢化を背景に資産承継や財産管理でビジネスがさらに拡大すると指摘。世代間の資産移転を進める教育資金贈与信託なども、さらに普及させる考えを示した。 一方、銀行が信託業務を営むことが利益相反につながるとの懸念に対しては、「受託者責任の重さは関係者が最も理解している」と反論。協会は倫理綱領で利益相反管理の実践例を示すなどしており、「加盟各社にもしっかり取り組んでもらえると確信している」と語った。(2017/04/04-17:09)
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