〔入社式〕安成豊商事社長:共に新しい歴史を築いていこう
安成政文・豊商事社長=豊商事は1月に創立60周年を迎えた。人でいうと還暦であり、人生の第2幕が始まるときだ。多くの人に支えられ、常に時代のニーズをとらえることができた証しであり、みなさんと共に新しい歴史を築いていくことができるのを大いに期待している。 ここ、静岡県伊東市宇佐美において、きょうから新人研修が始まる。20年以上の歴史を持つ年中行事で、地元住民からは「豊が来ると、春の訪れを感じる」と歓迎される。約2カ月、時間や規則を守ること、礼儀作法の大切さなどをしっかり身に付けるほか、商品先物と為替、証券それぞれの営業資格取得に向け、取り組む。 われわれの仕事は、お客さまに物を売って終わりではなく、契約をもらってからが勝負。企業理念の「お客さま第一主義」のもと、ニーズに合った商品を提供し、運用のアドバイスをし、投資の醍醐味(だいごみ)を味わってもらうことが大切だ。個人の金融資産1800兆円のうち、株式や投信などの比率は15%にとどまっている。政府がマイナス金利政策を採用する中、多くの人が良い投資手段を探し求めている。 そこで、豊商事の出番となる。株式、為替、商品の3分野から多様な運用手段を提供できる。投資効率1倍の現物株式から、数十倍の金融商品まで、豊富な品ぞろえを有するのは、証券、金融業界で豊商事だけ。 昨年7月に金沢支店を開設し、今月5日には広島支店をオープンする。攻めの経営を展開していく覚悟だ。お客さまの声に耳を傾け、熱心に提案する、その姿が一番の目玉商品になるはず。縁あってここに集まった51人が充実した社会生活を送られることを祈念して、入社に当たってのあいさつとする。(2017/04/03-12:10)
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