SMBC日興、ベンチャーファンド新設=IPO候補発掘
2017/03/28
株式会社 時事通信社
SMBC日興証券は28日、創業して間もないベンチャー企業に投資するファンドを29日に新設すると発表した。運用額は当初10億円で、今後数年で30億円にまで拡大させる方針。最大30社程度への投資を見込む。新規株式公開(IPO)企業候補の発掘や投資先に対する合併・買収(M&A)の提案業務の展開などを図る。 投資先の業種はこだわらないが、IoT(モノのインターネット)や人工知能(AI)、ロボティクスなど、最先端技術に取り組む企業への投資が中心となる見込み。投資先選定などの「目利き」業務はSMBC日興が手掛けるが、運用は三井住友フィナンシャルグループの投資会社、SMBCベンチャーキャピタルが担う。 SMBC日興がベンチャーファンドを立ち上げるのは、2009年の三井住友FG傘下入り以降、初めて。(2017/03/28-11:01)
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