鴻巣市と埼玉県信金、地方創生で包括協定=空き家、婚活などで連携
2017/03/27
株式会社 時事通信社
埼玉県鴻巣市と埼玉県信用金庫は27日、地方創生で幅広い分野で連携する包括協定を締結した。空き家対策や婚活支援、企業誘致など幅広い分野で、それぞれが得意分野を生かして協力し、地域の活性化につなげる。 協定は(1)健康・福祉の推進と少子高齢化対策(2)安全・安心の地域づくり(3)産業基盤の充実と観光振興(4)教育、分割、スポーツ、生涯学習-など計5項目で、相互が連携、協力する内容。 連携、協力の具体例としては、空き家の撤去や改築に対する信金の融資活用や、三世代同居に市が補助金を出す住宅支援事業の周知、市が2月にスタートさせた登録制の婚活支援事業への信金と市の職員の登録などを考えている。 市役所で行われた調印式で、原口和久市長は「市が抱える少子高齢化などの問題解決のため、就労支援や企業誘致といったさまざまな面で協力いただき、お互いに発展できたら」と期待感を表明。同信金の橋本義昭理事長も「市内の3支店を中心に、伝統文化を支える中小企業への支援などを通じて、市の発展により一層貢献したい」と語った。(2017/03/27-18:15)
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