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京都銀、「午後7時完全退行」実現目指す=女性管理職比率は3割目標

2017/03/27 株式会社 時事通信社
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京都銀行は27日、「午後7時完全退行」実現をはじめとした働き方改革プログラムを発表した。2017年度から3カ年で取り組む中期経営計画の一環。   計画は、本店を含む全店で午後7時の業務終了を掲げるとともに、年間42日の定時退行日を設定。生産性向上による長時間労働の是正を目指し、ぺーパーレス化やパートの登用による事務作業の省力化にも取り組む。  各支店での退行時間は月ごとに管理し、表彰制度など支店単位の評価に反映させる。休日、余暇の使い方としては、京都銀の休日講座の活用を促し、語学やマーケット動向など業務に生かせる知識の習得を後押しする。  19年度末に係長級以上の女性管理職比率を30%に高める計画も発表。現在、管理職に就く女性行員向けに、支店長クラスなどさらなるキャリアアップを目指す「女性リーダー養成塾」を4月以降に開講する。各役員が講師になって経営に関する知識を伝授するほか、20~30代の女性行員向けに管理職を目指す「女性主任ステージアップ研修」を実施する。  京都銀によると、女性行員の比率は全行員の半数近くに上るが、係長級以上の女性比率は、2月末時点で約18%にとどまっている。(2017/03/27-14:43)

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