四国銀と高知銀、働き方改革で労働局と協定
2017/03/23
株式会社 時事通信社
四国銀行と高知銀行は23日、高知労働局と働き方改革に向けた協定を結んだ。労働局が持つ雇用についての知見を活用して事業者の生産性を高め、地域経済の活性化につなげるのが狙い。 協定に基づき、銀行では労働局職員による労働関係の助成金や認定制度についての研修を行い、顧客の業務効率化のための助言に生かす。労働局の支援制度を紹介するパンフレットを銀行の店舗に置き、事業者に施策を周知することも検討している。 高知銀の森下勝彦頭取は「ものづくり助成金に関するアドバイスはできていたが、雇用関係はできていなかった。これまでと違った切り口でお客さまへのサポートが可能になる」と語った。 四国銀の山元文明頭取は「生産性が向上することで、労働環境や処遇の改善、ワーク・ライフ・バランス推進による事業所の就労環境の改善にもつながる」と強調した。(2017/03/23-13:04)
この記事の情報発信者
株式会社 時事通信社
時事通信社は、日本の代表的な通信社として、速報性と専門性を兼ね備えたニュースを新聞社、放送局だけでなく、金融機関、官公庁、ポータルサイト向けなど、様々な分野に提供しています。