大分銀、預金着服の男性行員を懲戒解雇=約20年で9100万円流用
2017/02/24
株式会社 時事通信社
大分銀行は23日、本店営業部に勤めていた男性行員(57)が、顧客から預かった現金計約9100万円を遊興費に流用していたと発表した。同行は22日付で男性を懲戒解雇処分とし、業務上横領容疑で大分県警に告訴した。県警は23日、同容疑で男性を逮捕した。 同行によると、男性は1997年ごろから2016年12月まで、8人の顧客から定期預金の名目で預かった現金9100万円をギャンブル代などに流用した。そのうち、被害顧客に返されていなかった4200万円については同行が弁済した。 昨年12月、定期預金口座の解約に来店した顧客の口座番号が存在しないことから発覚。男性は偽造した定期預金証書を顧客らに渡していたという。 後藤富一郎頭取の話 心からおわびする。業務体制の見直しや行員の教育を徹底し再発防止に取り組む。(2017/02/23-20:23)
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