富国生命、子育て手当を拡充=営業職員、最大2万円に
2017/02/24
株式会社 時事通信社
富国生命保険が営業職員の子育て関連手当を4月から引き上げることが23日、分かった。認可外保育施設に子どもを預ける職員に支給する月5000円の手当を1万5000円上げ2万円に増額。施設に預けていない職員にも、月5000円を新たに支給する。職員の経済的負担の軽減とともに、処遇改善で優秀な人材の確保を目指す。 支給対象は入社1年半以内で0~3歳のこどもがいる営業職員。従来は保育施設に通わす職員に対し、子ども1人当たり一律5000円の「保育支援手当」を支給してきた。今回の改定で保育料が割高な認可外保育施設に預けた場合、1万5000円に引き上げる。併せて「子育て支援手当」を新設し、一律5000円を支給する。計約400人が引き上げ対象となる見通しだ。 生保業界では、若い優秀な営業職員を確保するため処遇改善の動きが広がっている。日本生命保険は、1日の労働時間を通常の半分(3時間半)に減らす制度を4月に導入する方針。明治安田生命保険は8月以降に採用する職員の初任給を最大3万円上げることを決めた。(2017/02/23-19:35)
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