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生保3社、保険料上げ=マイナス金利で運用難

2017/02/24 株式会社 時事通信社
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明治安田生命保険、住友生命保険、三井生命保険は23日、学資保険や個人年金保険などの保険料を4月2日契約分から値上げすると発表した。日銀のマイナス金利政策で市場金利が低下し、資金運用の厳しい環境が続いているため。日本生命保険も値上げを既に発表している。   明治安田では、30歳男性が保険金300万円の学資保険(払込期間15年)に加入した場合、毎月の保険料は1万5995円となり、9.7%(1420円)上がる。住友の個人年金保険は、30歳男性(払込期間35年)が65歳から年100万円の年金を10年間受け取る契約で、保険料は2万2660円と17.0%(3290円)の値上げ。  低金利を受け、金融庁が保険料算出の目安となる「標準利率」を4月に現在の1.0%から0.25%に引き下げることを各社とも反映した。(2017/02/24-07:48)

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株式会社 時事通信社

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