子育て手当、最大2万円=処遇改善、営業職員確保-富国生命
2017/02/23
株式会社 時事通信社
富国生命保険が、営業職員の子育て関連手当を4月から引き上げることが23日、分かった。認可外保育施設に子どもを預ける場合、現行の月5000円から2万円に増額する。施設に子どもを預けていなくても月5000円を一律で支給する制度も新たに設ける。処遇改善で職員の経済的負担を軽減し、人材の確保につなげる。 支給対象は、入社1年半以内で0~3歳の子どもがいる営業職員。認可外保育施設の保育料が割高なことなどを踏まえ、子育て関連の手当を拡充する。計約400人の手当が引き上げとなる見通しだ。 生保業界では、若い優秀な営業職員を確保するため処遇改善の動きが広がっている。日本生命保険は、1日の労働時間を通常の半分(3時間半)に減らす制度を4月に導入する方針。明治安田生命保険は8月以降に採用する職員の初任給を最大3万円上げることを決めた。(2017/02/23-15:52)
この記事の情報発信者
株式会社 時事通信社
時事通信社は、日本の代表的な通信社として、速報性と専門性を兼ね備えたニュースを新聞社、放送局だけでなく、金融機関、官公庁、ポータルサイト向けなど、様々な分野に提供しています。