肥後銀、2万9500人の個人情報更新漏れ=信用機関に1年4カ月間
2017/02/22
株式会社 時事通信社
肥後銀行は21日、延べ2万9500人の顧客の個人情報について、信用情報機関への登録更新漏れが発生していたと発表した。このうち4044人が融資審査などで影響が出た可能性があるという。同行は対象顧客に個別に通知しているが、実害が出たなどの報告は上がっていないという。 登録漏れの期間は、2015年4月から16年8月までの1年4カ月。個人信用情報を登録している全国銀行個人信用情報センターと日本信用情報機構から、登録漏れに関する指摘があり判明した。個人情報を扱う担当部署は毎月、データ更新業務を行っているが、その際にチェック体制の一部が機能していなかったことが原因とみられる。 個人情報には、住宅ローンやマイカーローンの借入金額や返済状況などが含まれている。2万9500人のうち、二つの信用情報機関に加盟する金融機関から照会があったのが4044人だった。(2017/02/21-19:11)
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