ドイツ取引所、16年は増収増益=商品取引が好調
2017/02/17
株式会社 時事通信社
【フランクフルト時事】ドイツ取引所が15日夕発表した2016年の暫定決算は、純収入が前年比8%増の23億8870万ユーロ、純利益が18%増の7億2210万ユーロとなった。株式取引は低調だったが、デリバティブ(金融派生商品)のユーレックス部門が商品取引を中心に非常に好調だった。 一方、事業統合費が1億4320万ユーロ発生したにもかかわらず、営業経費は3%増の13億1740万ユーロに抑えられた。税・利払い前利益(EBIT)は18%増の11億0820万ユーロ。同社は好決算を受け、5月の株主総会で1株当たり2.35ユーロ(前年2.25ユーロ)への増配を提案する。 17年の純収入は5~10%増、純利益は10~15%増と予想された。(2017/02/17-14:07)
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