キャリア
入金の外貨、円で引き出し＝中小事業者へ新決済－米ペイオニア
2017/02/17
株式会社 時事通信社
世界各地でオンライン決済を展開する米国のペイオニアは１６日、日本に本格参入したと発表した。日本企業や個人が海外との取引で受け取った外貨を円に換金し、日本国内の銀行で引き出せるサービスを提供する。海外のショッピングサイトへの出品や訪日外国人向けの民泊などを行う中小事業者の需要を見込む。 利用者はペイオニアにオンライン口座を開設。海外の取引先から外貨が振り込まれると、円相当額を日本国内の銀行に送金し、最短２営業日で売上代金を引き出すことができる。 米ドル、欧州ユーロ、英ポンド、中国人民元の４通貨に対応。利用者は海外の銀行に取引用の口座を開設せずにビジネスを展開できる。 ペイオニアは送金額の１～２％分を手数料として受け取る。来日したスコット・ガリット最高経営責任者は東京都内で記者会見し、「日本の企業、特に小規模事業者が新しいデジタル経済の中で成功するための１００年に１度の機会だ」と語った。（2017/02/17-17:15）
〔写真説明〕記者会見後、記念撮影に応じる米ペイオニアのスコット・ガリット最高経営責任者（左）ら＝１６日午後、東京都港区
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