中京銀、JICA中部と業務連携=地域企業の海外展開を支援
2017/02/15
株式会社 時事通信社
中京銀行は15日、中小企業の海外展開への支援を強化するため、国際協力機構(JICA)中部国際センターと業務連携に関する覚書を交わした。愛知県内の銀行で、JICAと提携するのは名古屋銀行に次いで2行目。発展途上国への進出を検討している中小企業に、豊富な海外ネットワークを持つJICAの知見を役立てたい考えだ。 覚書に基づき中京銀とJICAは、優良な中小企業や途上国のビジネス環境などについて情報共有するほか、海外進出を検討する中小企業への事業計画の立案支援、海外展開に関するセミナーなどを実施する。また海外進出企業に、現地で働いた経験のある人材の紹介なども行う。 名古屋市の本店で行われた覚書の調印式で、中京銀の室成夫頭取は「中小企業の競争力強化とともに、途上国の発展にもつながる」と意義を強調した。(2017/02/15-15:32)
この記事の情報発信者
株式会社 時事通信社
時事通信社は、日本の代表的な通信社として、速報性と専門性を兼ね備えたニュースを新聞社、放送局だけでなく、金融機関、官公庁、ポータルサイト向けなど、様々な分野に提供しています。