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半導体出資、10社近く名乗り=米提携企業や台湾勢-東芝

2017/02/08 株式会社 時事通信社
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東芝が分社化する記憶用半導体フラッシュメモリー事業への出資企業を選ぶ入札に、ハードディスクドライブ(HDD)大手の米ウエスタンデジタル(WD)や投資ファンドの米ベインキャピタルなどが名乗りを上げたことが6日、明らかになった。関係筋によると、台湾の半導体メーカーも含め10社近くが条件を提示した。東芝は各社の提案を精査し、2月中にも出資企業を選ぶ。  WDは三重県四日市市でのフラッシュメモリー製造で東芝と提携している。   東芝は米原発事業で最大6800億円程度の巨額損失が生じる可能性がある。損失で減少する資本を増強するため、分社化で新設するメモリー会社に2割弱の出資を得て、2000億~3000億円の資本を調達する方針だ。  東芝は原発損失の発覚前、2017年3月期の連結純利益を1450億円、期末の株主資本を3200億円と見込んでいた。米原発事業の損失により、負債が資本を上回る債務超過へ転落するのを回避するため、資本増強を急いでいる。(2017/02/07-17:04)

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株式会社 時事通信社

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