ベア6000円要求へ=月給制非正規も同額-JP労組
2017/02/07
株式会社 時事通信社
単一労組で国内最大の日本郵政グループ労働組合(JP労組、組合員数約24万人)が2017年春闘で、正社員のベースアップ(ベア)要求額を月額平均6000円とする方針を固めたことが6日、分かった。一時金は4.3カ月。16、17日に開く中央委員会で正式決定し、月内に経営側に要求書を提出する。 ベア、一時金とも昨年の要求と同額。非正規社員については、月給制の期間雇用社員も月額6000円とし、時給制の期間雇用社員は時給40円の引き上げを求める。 昨年の労使交渉では、日銀のマイナス金利政策でグループ中核のゆうちょ銀行の収益環境が悪化しているとしてベアは見送り、一時金4.0カ月とすることなどで妥結した。期間雇用社員は夏季一時金で上限1万円の特別加算を獲得した。(2017/02/07-08:00)
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