CLOSE

長門日本郵政社長、金融2社の株式売却見送り

2017/01/31 株式会社 時事通信社
★ お気に入り

日本郵政の長門正貢社長は30日の定例記者会見で、政府が検討している日本郵政株式の追加売却に合わせて金融子会社2社の株式を売却する考えはないことを明らかにした。長門社長は、2社の株価や株式市場全体の状況などを判断材料として、「今回はタイミングを待ちたい」と述べた。  日本郵政は2015年11月の上場時に、子会社であるゆうちょ銀行とかんぽ生命保険の株式も同時に売却し、3社同時上場に踏み切っていた。  政府は日本郵政株式の8割を保有。東日本大震災の復興財源に充てるため、追加売却に向けた主幹事証券の選定手続きに入っている。日本郵政が保有する金融2社の株式についても追加売却があるかどうかが注目されていた。  また、ゆうちょ銀行が12年9月に申請した、個人向け融資などの新規業務の内容の見直しを進めていることについては、「4年前の決断にとらわれずに、今ベストな新規業務が何であるかを厳しく見たい」との意向を示した。(2017/01/31-07:45)

この記事の情報発信者

株式会社 時事通信社

時事通信社は、日本の代表的な通信社として、速報性と専門性を兼ね備えたニュースを新聞社、放送局だけでなく、金融機関、官公庁、ポータルサイト向けなど、様々な分野に提供しています。

[HP] http://www.jiji.com/

東芝の審査、相当慎重に=損失の経緯問題視-日本取引所CEO
残業抑制の動き広がる=インターバル制度導入も-大手企業

保険ビジネスの成功を支援する
INSURANCE JOURNAL