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【開催報告】「保険代理店のミライ」セッションレポート

「保険代理店のミライ」セッションレポート

2025年10月29日、GuardTech検討コミュニティは、東京都中央区のFinGATE KAYABAにて、保険流通チャネル特化型カンファレンス「保険代理店のミライ」をインスウオッチ社と共催で開催しました。

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目次
  1. 0.オープニング
  2. 1.迫る改正保険業法施行に向けて—代理店経営に求められるシステム活用
  3. 2.障害者福祉×保険代理店のミライ
  4. 3.Startup Showcase! ー次世代の保険ビジネスを切り拓く、挑戦者たちー
  5. 4.共進化するAIエージェントと保険代理店
  6. 5.現地から学ぶ——ITC Agents Vegasレポ&ITC Agents Japan 2026ガイド
  7. 6.特別対談ー「図説 損害保険 保険流通ビジネス」発刊に向けてー
  8. 7.サブ会場での交流
  9. 8.Startup Showcase! ー保険代理店×InsurTechのミライー
  10. 9.保険代理店100人カイギ ー保険代理店の穏やかなつながりー
  11. 10.保険ジャーナリズムのミライ -保険毎日新聞発刊80年記念セッション-
  12. 11.保険代理店が直面するサイバー脅威と克服のヒント
  13. 12.代理店から保険業界を変革する! ーEMSAが掲げる世界観とユーザーから見たEMSAの魅力とはー
  14. 13.クロージング、記念撮影、懇親会
  15. 14.運営スタッフご紹介
  16. 15.特設サイト

2025年10月29日、GuardTech検討コミュニティは、東京都中央区のFinGATE KAYABAにて、保険流通チャネル特化型カンファレンス「保険代理店のミライ」をインスウオッチ社と共催で開催しました。約190名の来場者を迎え、保険代理店業界の最新トレンドや課題、そして未来の展望について深く掘り下げる1日となりました。

今回は、「保険代理店のミライ」で実施された全セッションの内容を、当日の写真とともに振り返ります。
(写真の敬称は省略しています)


0.オープニング

株式会社CIENの毎床さんによる総合司会でイベントが開始されました。

総合司会:毎床 慶子(株式会社CIEN SOKEN事業部 ディレクター)

GuardTech検討コミュニティの温水さんが開会のあいさつ。6年前のコミュニティ立ち上げ以降、コロナ禍での不定期のオンライン勉強会が拡大し昨年3月にコミュニティの旗艦カンファレンス「ホケンノミライ」を初開催、今年3月に開催した「ホケンノミライ2025」のスピンオフイベントとして今回の「保険代理店のミライ」を企画したことが報告されました。

温水 淳一(GuardTech検討コミュニティ ファウンダー)

平和不動産の中島さんより協賛社代表挨拶。会場施設のFinGATEのご紹介とピックルボールの施設開発を通じて競技普及に取り組んでいる旨のご説明がありました。

中島 優人(平和不動産株式会社 ビルディング事業部)

1.迫る改正保険業法施行に向けて—代理店経営に求められるシステム活用

保険ジャーナリストの中崎さんの進行によりオープニングキーノートセッションが開始され、来春の改正保険業法施行に向けた保険代理店に求められる取り組みについて議論されました。

モデレーター:中崎 章夫(有限会社インスウオッチ 取締役編集人 保険ジャーナリスト)

篠原弁護士は、金融庁への2度の出向経験から、今回の改正ポイントは徹底した顧客本位であり、規制当局は代理店を直接本格的に監督・検査、保険会社も業務品質により代理店を選別する方向に動いています。前回2016年改正から10年経過しても比較推奨などの体制整備が機能していない現状を指摘し、仕組みがあっても運用されていなければ行政処分の対象になると指摘、便宜供与の制限により保険会社からの支援が減少し、代理店は自立した事業者としての対応が必要だと強調しました。

篠原 孝典(森・濱田松本法律事務所外国法共同事業 弁護士)

中村弁護士から、金融庁内に保険代理店監督企画室が新設されるなど、監督強化の動きが顕著であること、損保協会の自己点検チェックシートは最低限の品質検証であり、業務品質上の課題をクリアするには、CRMなど一元化されたシステム活用による顧客情報管理、業務効率化、コンプライアンス対応が必要になると説明、体制整備への投資がM&A時の企業価値向上につながると強調しました。

中村 譲(株式会社Hokanグループ パブリック・アフェアーズ室長/コンプライアンス室長 弁護士)

2.障害者福祉×保険代理店のミライ

モデレーターの森田さんの進行で、障害者福祉と保険代理店の新たなビジネスチャンスについて議論されました。森田さん自身が頸椎疾患を患い、車椅子生活で障害年金2級、身体障害者手帳4級を持つ当事者として、障害年金請求手続きの困難さを経験し、本セッションを企画したと伝えられました。

モデレーター:森田 直子(有限会社インスウオッチ 代表取締役 保険ジャーナリスト)

障害年金専門の社会保険労務士法人を経営する松岡さんは、障害年金について、現在241万人が受給している一方、本来受給できる789万人以上が受け取れていない状態と指摘しました。多くの人が「障害者年金」と誤解しているが、正しくは「障害年金」で、病気や怪我で1年半以上治療しても治らない状態なら請求可能であり、広範囲の病気が対象になること、手続きが複雑で障害が重いほど申請困難という矛盾を指摘、2024年4月から審査が厳格化し不支給率が精神発達障害で2倍に増加した問題を共同通信の報道で明らかにし、改善につなげたことに触れ、「障害年金サポートガイド」を作成し、保険代理店には無償提供して、保険金請求時に渡すことで顧客接点強化につながる、と提案しました。

松岡 由将(わくわく社会保険労務士法人 代表)

創業40年の保険代理店2代目で、介護福祉事業所向けリスクマネジメント専門の保険代理店を経営する永野さんは、幼少期から父の保険代理店を手伝った経験から、「事故を未然に防ぐ」という信念を持ったこと、全国1700事業所をサポートし、一般的な福祉業界の損害率80-90%に対し、自社クライアントは9%という驚異的な実績を持つことが紹介されました。新サービス「HIBIKIAI(響き合い)」を本日プレスリリースし、保険代理店が法務部やリスクマネジメント部を持たない中小福祉事業所の社内部門のような存在になる新モデルを提案しました。

永野 勤一(株式会社ライフステージ 代表コンサルタント)

3.Startup Showcase! ー次世代の保険ビジネスを切り拓く、挑戦者たちー

保険代理店業界に新たな価値を提供するスタートアップのショートピッチセッションが行われ、第一部として5社が5分間のピッチに臨みました。
ダイリー株式会社
boshu株式会社
株式会社TIGEREYE
株式会社IB
スマートアイデア株式会社

左:坂野 裕一(ダイリー株式会社 代表取締役 CEO)
右:富阪 尚司(boshu株式会社 代表取締役)
左:秋庭 隆司(株式会社TIGEREYE 取締役 Chief Branding Officer)
右:井藤 健太(株式会社IB 代表取締役CEO)
江尻 尚平(スマートアイデア株式会社 代表取締役)

各社のピッチに対し、コメンテーターの上原さん、藤田さんから1分間コメントが寄せられました。

コメンテーター: 上原 高志(ネオファースト生命保険株式会社 代表取締役社長)
コメンテーター: 藤田 健司(三井住友海上保険株式会社 ビジネスデザイン部 部長)
モデレーター:永石 和恵(デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社 Morning Pitch運営統括)

4.共進化するAIエージェントと保険代理店

中島宏明さんの進行によりAIエージェントをテーマとしたランチキーノートセッションが行われました。

モデレーター:中島 宏明(スラッシャー/フリーランス)

セールスフォース・ジャパンの東山さんから、AIエージェントの基礎と海外事例の紹介がありました。生成AIは質問に回答を生成しますが、AIエージェントは自立的にタスクをこなし、労働力になります。セールスフォースでは月150万件の問い合わせ対応をAIに任せ、カスタマーサポート人員を9000人から5000人に削減し、営業部門に移動させました。保険金請求の事例動画では、AIエージェントがチャットでの手続き中に顧客の緊急性を文脈から読み取り、自ら電話対応に切り替える高度な判断能力を示しました。今後、コミュニケーションの50%がAIエージェント経由になると予測し、テクノロジーは差別化にならず、どう使って新しい顧客体験を創るかが重要と強調しました。

東山 勇介(株式会社セールスフォース・ジャパン インダストリーアドバイザー本部 ディレクター 保険業界担当)

ベルフェイスの中島一明さんは、AIエージェント時代の到来を確信し、祖業を売却してAIエージェント事業に全振りしたことを語りました。現在提供する「bellSalesAI」は、顧客との会話内容を自動記録し、セールスフォース等に項目別で入力するAIエージェントであり、対面でもオンラインでも起動しておくだけで、商談終了後2-3分で全項目への入力が完了すること、記録精度は手作業を大きく凌駕しており、コンプラチェックも実装していること、現在100社以上が導入済であることなどが報告され、データ蓄積のAIエージェントが最初の一歩として最適と提案しました。

中島 一明(ベルフェイス株式会社 代表取締役)

アビームコンサルティングの中尾さんから、セールスフォースと協業し、保険業界向けソリューション開発を推進していることが伝えられました。自社内でもエージェントフォースをトライアル導入し、トップコンサルタントのノウハウをAIに学習させ、アカウントマネージャーに助言する仕組みで前年比120%の売上増を実現したこと、外部データも連携し、顧客の最新情報を素早くキャッチする体制を構築していることが語られ、将来的には顧客側のパーソナルAIが代理店を選ぶ時代が来るため、デジタル上での存在感アピールが必要になると指摘しました。

中尾 律子(アビームコンサルティング株式会社 エンタープライズトランスフォーメーション ビジネスユニット Financial Service & Transformationセクター ダイレクター)

5.現地から学ぶ——ITC Agents Vegasレポ&ITC Agents Japan 2026ガイド

モデレーターのPlug and Play Japan西山さんから、世界最大規模の保険イノベーションカンファレンスであるITC(InsurTech Connect)が紹介されました。2016年にラスベガスで初開催され(ITC Vegas)、2021年にはアジア太平洋、2023年には中南米および欧州へと展開され、日本でも2024年より「ITC Japan」が開催されていること、2025年10月のITC Vegasでは全世界から保険関係者9,000人以上の来場があったことが報告されました。

モデレーター:西山 イサム(Plug and Play Japan株式会社 Insurtech Director)

ITC Vegasに社員11名が参加したhokanの石野さんから、同カンファレンスで紹介された海外の保険代理店のAI活用事例のうち、Paradiso Insurance、Momentum、Agency Intelligenceの3事例が共有されました。日本の保険代理店がAI導入前に検討すべき点として、自社の「競争戦略の言語化」と「マネジメントの型」の確立が必須とし、人間が担うべき領域(ヒューマン・イン・ザ・ループ)の整理と新KPI設定の重要性が語られました。また2026年2月に日本で初開催されるITC Agents Japan 2026について紹介されました。

石野 太一(株式会社hokan 代理店事業本部 部長)

6.特別対談ー「図説 損害保険 保険流通ビジネス」発刊に向けてー

三井住友海上OBのトムソンネット岩本さんから、キンザイより12月26日発刊予定の「図説 損害保険流通ビジネス」が紹介されました。トムソンネットが損害保険会社OBとシステムベンダーOB約50名で組織され、保険会社向けの研修・コンサル業務を展開していること、トムソンネットのコンサルタントが執筆した本書は、保険流通の誠実さ(インテグリティ)をテーマとし、代理店・保険会社・企業契約者へのインタビューを基に、流通ビジネスの過去・現在・未来を解説する内容となっていることが紹介されました。

岩本 堯(株式会社トムソンネット シニアビジネスパートナー)

続いて損害保険ジャパンOBのトムソンネット川上さんの進行で企業代理店の現状と課題についての対談セッションに移り、特に人材育成の重要性や、ブローカーと対等に対応できる専門性の必要性について活発な議論となりました。

川上 洋(株式会社トムソンネット シニアビジネスパートナー)

東急保険コンサルティングの吉田さんは、戦後の企業代理店の歴史を「損保各社横並び」「金融ビッグバン・保険料自由化」「2016年業法改正による自立化」の3段階を経て、現在は金融庁主導で保険会社が従来の慣行を排し市場原理への転換期にあり、企業代理店の多くは規制強化で事業継続が困難な状況であると説明しました。今後企業代理店は専門性を高めてブローカーに近い役割を果たすべきで、キャプティブ活用やリスクマネジメント支援が重要と提言しました。人材育成には実践経験が最も有効と強調しました。

吉田 真人(東急保険コンサルティング株式会社 代表取締役 社長執行役員)

三井住友海上OBのトムソンネット石井さんは、日本保険仲立人協会で事務局長を務めた経験も踏まえ、保険会社側の視点から吉田さんの提言に対する感想を述べました。従来は株主配慮や本業支援での営業に割り切れなさを感じていたが、顧客企業側には逆に縛りだったという気づきを共有し、保険本来のサービスで勝負できる望ましい時代の到来を指摘しました。

石井 伸夫(株式会社トムソンネット シニアビジネスパートナー)

7.サブ会場での交流

3階サブ会場では、協賛社とスタートアップピッチ登壇社の展示ブースが併設されたネットワーキングスペースで、登壇社と参加者間の交流が行われました。

8.Startup Showcase! ー保険代理店×InsurTechのミライー

スタートアップのショートピッチセッション第二部として8社が5分間のピッチに臨みました。
AImoji(ビデオ登壇)
株式会社TFPグループ
OdysseyAI株式会社
株式会社Carnot
株式会社hokan
株式会社デザートブルーム
株式会社KABU&ほけんパートナーズ(旧:株式会社WDC)
SolveX Capital Partners株式会社

左:Aoi Minamoto(AImoji Founder)
右:田中 壮(株式会社TFPグループ 代表取締役)
左:金 燕春(OdysseyAI株式会社 Chief Data Officer)
右:Erik Almadrones(OdysseyAI株式会社 Founder & CEO)
左:西森 悠太(株式会社Carnot Lead Software Engineer)
右:親川 太貴(株式会社hokan Business Div. Sales)
左:春野 高利(株式会社デザートブルーム 代表取締役社長)
右:中島 大輔(株式会社KABU&ほけんパートナーズ COO)

丸田 俊也(SolveX Capital Partners株式会社 代表取締役CEO)

各社のピッチに対し、コメンテーターの五十嵐さん、伊豆さんから1分間コメントが寄せられました。

コメンテーター:五十嵐 正明(オフィスエム 共同代表)
コメンテーター:伊豆 淳(第一生命ホールディングス株式会社 IT・デジタルユニット デジタルイノベーショングループ長)

9.保険代理店100人カイギ ー保険代理店の穏やかなつながりー

モデレーターの伊藤さんより、昨年8月にスタートした「保険代理店100人カイギ」について紹介されました。毎月1回、5人の保険代理店スピーカーが各15分間のプレゼンを行うオンライン会議を20回開催し、登壇者が100人に達したら終了する保険代理店の緩やかな繋がりの場であること、現在15回目を迎え、来年3月に終了予定であることが伝えられました。

モデレーター:伊藤 由美子(株式会社伊藤保険 代表取締役)

100人カイギ登壇者のリターンハート前田さんから、コロナ禍での危機感からYouTube戦略に着手し現在チャンネル登録者は約4万9000人に達していること、YouTubeで認知度を上げ、Instagramでファン化し、LINE公式で採用に繋げる0円採用戦略を確立したこと。さらに法人営業ノウハウをコンテンツ化し、全国200名が受講する教育事業として収益化に成功していることが伝えられました。各代理店が独自の強みで尖ることが重要である、とのメッセージが伝えられました。

前田 光洋(株式会社リターンハート 代表取締役)

10.保険ジャーナリズムのミライ -保険毎日新聞発刊80年記念セッション-

モデレーターの浮ヶ谷さんの進行で、保険毎日新聞創刊80年を記念したセッションが行われました。浮ヶ谷さんは元保険毎日新聞記者で、現在はInsurTechスタートアップの広報を担当されています。

モデレーター:浮ヶ谷 紗織(株式会社justInCaseTechnologies 広報部)

保険毎日新聞社の森川さんは、昭和53年入社から現在までの同紙の歩みを紹介しました。月曜から金曜まで毎日発行し、正確性と網羅性を重視した報道を心がけ、20年以上の記事データベースも提供しています。100周年に向けて、保険ジャーナリストが審議会等で意見を述べられる人材育成を目指すと語りました。

森川 正晴(株式会社保険毎日新聞社 代表取締役)

インスウオッチの森田さんは、26年前に創刊したメールマガジンと昨年ローンチしたWeb版について説明しました。40人の多彩な執筆者による多角的な視点が特徴で、情報を制する者が時代の変化に対応できると強調しました。

森田 直子(有限会社インスウオッチ 代表取締役 保険ジャーナリスト)

インスウオッチの中崎さんは、保険毎日新聞で26年、インスウオッチで26年の経験から、デジタル活用と水平思考の重要性を指摘し、代理店が先を見据えた情報収集とネットワーク構築を行うべきと提言しました。

中崎 章夫(有限会社インスウオッチ 取締役編集人 保険ジャーナリスト)

11.保険代理店が直面するサイバー脅威と克服のヒント

モデレーターの温水さんの進行で、サイバーセキュリティ対策がテーマとなりました。温水さんは2020年に発生したライフィ社のサイバーインシデント事案を、当時出向中だった損保協会のセキュリティPT担当事務局としてリアルタイムでフォローしており、同社が営業再開に至るまでどのような対策を講じたのかを明らかにして業界内に共有したいとの考えで本セッションを企画したことを明かしました。

モデレーター:温水 淳一(GuardTech検討コミュニティ ファウンダー)

ライフィの澤田さんから、2020年10月に自社で発生したサイバーインシデントの経験が語られました。SQLインジェクション攻撃により8万8564件の個人情報が流出しましたが、脆弱性診断実施済みで日本で最も普及しているファイアウォールを導入していたにも関わらず被害が発生したこと、関東財務局から7つの質問を受け、2週間ごとに報告する対応を実施したこと、根本原因はITセキュリティガバナンスの欠如と判断し、外部有識者を招いたITセキュリティ委員会を設置し、個人情報をサイトに持たない仕組みを構築したことが語られました。

澤田 努(株式会社ライフィ 代表取締役

Hokanグループの吉岡さんは、金融系エンジニア、監査法人コンサル、決済事業者のセキュリティ責任者を経て現職。hokanCRMのセキュリティ体制について、情報セキュリティ認証取得や第三者評価を受けながら体制整備を進め、今後はゼロトラスト導入による内部統制強化やCRMへのセキュリティ機能追加を計画していると説明し、澤田さんの解説を踏まえてインシデント経験者の話を聞くことで対応力が向上すると強調しました。

吉岡 宏樹(株式会社Hokanグループ 執行役員CISO)

12.代理店から保険業界を変革する! ーEMSAが掲げる世界観とユーザーから見たEMSAの魅力とはー

モデレーターの中島さんの進行で、イブニングキーノートセッションを実施。三井物産インシュアランス・ホールディングスが推進する保険代理店の共創フレームワークであるEMSA(エムサ/代理店経営基盤強化交流会)について議論されました。

モデレーター:中島 力弥(株式会社ILF 代表取締役社長)

三井物産インシュアランス・ホールディングスの中野さんからEMSAの立ち上げ経緯について説明があり、企業代理店の業務品質向上、生産労働人口減少、デジタル化促進など、一社単独では困難な課題を協業で解決する場として立ち上げたこと。有識者勉強会の定期開催を軸に、エコシステムによる保険代理店向けの情報・サービス提供に取り組んでいることが伝えられました。

中野 昌彦(三井物産インシュアランス・ホールディングス株式会社 共創デザイン部長)

SowZowの朝山さんから、保険代理店向けビジネスマッチングプラットフォームについて説明があり、中小企業の採用、事業承継、M&A、補助金など保険以外の課題解決をサポートし、保険以外の価値提供が結果的に保険契約の維持・拡大につながる事例を紹介しました。130社の専門家ネットワークを活用し、代理店が「何でも相談できる存在」として顧客接点を強化する仕組みとなっていることが報告されました。

浅山 裕紀(株式会社SowZow 代表取締役 CEO)

プロエージェントの三輪さんは、SowZowのサービスをEMSA経由で採用後、営業の質的変化を実感していると語りました。保険の提案だけでなく「お困りのことはないですか」という接客に変わり、社員教育にも効果があったと評価しました。今回の保険業法改正で保険代理店の淘汰が進む中、変革に取り組むことが迫られており、既存顧客への付加価値提供がポイントになる、と強調しました。

三輪 久(株式会社プロエージェント 代表取締役)

13.クロージング、記念撮影、懇親会

すべてのセッションが終了し、GuardTech検討コミュニティ エバンジェリストの岸さんから閉会挨拶がありました。
岸さんは生命保険会社に35年在籍した経験から、現在が大きな転換期にあると指摘。10年前に健康増進型保険の検討を始めた当時、生成AIは存在せず、一社単独では実現できない協業の重要性を痛感したが、現在は「協業」という言葉が自然に受け入れられる時代になったと述べました。
保険代理店を取り巻く環境は厳しく、一層のデジタル化が必要ですが、保険はデジタルだけでは売れず、人とデジタルの掛け合わせが重要と強調、参加者に対し、この場を活用して横の連携を深めてほしいと呼びかけました。

岸 和良(GuardTech検討コミュニティ エバンジェリスト)

最後に、参加者全員による写真撮影が和やかな雰囲気で行われました。

引き続き、セッション終了後の会場で懇親会(AfterParty)が行われました。登壇者、参加者、運営スタッフとの間で名刺交換、ネットワーキングが行われ、「保険代理店のミライ」についての活発な会話が交わされるなど盛会のうちにカンファレンスは終了しました。

14.運営スタッフご紹介

「保険代理店のミライ」のイベント運営は、GuardTech検討コミュニティメンバーで構成するボランティアスタッフ、映像音声設備の運用を担当するグッドウェイ社運営チーム、スタートアップピッチの進行を担当するデロイト トーマツ ベンチャーサポート社のMorning Pitch運営チームが担いました。

イベント運営スタッフ(GuardTech検討コミュニティ)
左から:小桝 由大(株式会社トーラス)、廣阪 海大(慶応義塾大学)、山内 大世(デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社)、温水 淳一(GuardTefch検討コミュニティ ファウンダー)、町田 萌(FPクロスイニシアティブ株式会社)、長谷川 孝次(ブロードマインド株式会社)、岸 和良(GuardTefch検討コミュニティ エバンジェリスト)
音声映像チーム(グッドウェイ社)
スタートアップピッチ運営チーム(デロイト トーマツ ベンチャーサポート社)

15.特設サイト

「保険代理店のミライ」の特設サイトは以下をご覧ください。

保険代理店のミライ|byホケンノミライ 保険業界に特化したカンファレンス『ホケンノミライ』がお届けするスペシャルイベント「保険代理店のミライ」を開催いたします。場 hnm-dairiten.studio.site


引用元GuardTech検討コミュニティ

本記事は転載元の公式発表をもとに INSURANCE JOURNAL が掲載しています。掲載内容は公開時点の情報に基づきます。

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