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トランプ相場、第2幕に〔私の相場観〕

2017/01/18 株式会社 時事通信社
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岩井コスモ証券投資調査部副部長有沢正一氏  トランプ氏が米大統領選に勝利した後に日経平均株価が急上昇した反動で、最近は小幅な調整局面に入っている。保護主義的な政策に対する懸念も浮上しているが、景気刺激策への期待は継続している。20日の大統領就任式で「トランプ相場」の第2幕が始まり、日経平均は3月末までに2万円を超えるだろう。  トランプ氏の政治手腕は未知数だが、大統領就任後、次々に経済政策の矢を放つと期待する。一方、トランプ氏の過激な発言がリスク要因となるほか、選挙が相次ぐ欧州で「内向き」な結果が出る懸念がある。  ただ、今年後半にはトランプ政権の政策効果が米国の実体経済に表れ、リスクを吸収しながら世界の株式市場が強い動きになる可能性がある。2018年3月期の国内企業業績は、前期に比べ円安水準となり、1割以上の増益になることが期待できる。日経平均は17年末に2万3000円に達するだろう。(2017/01/18-14:54)

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株式会社 時事通信社

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