1471億円で買収=日立工機にTOB-米ファンド
2017/01/16
株式会社 時事通信社
日立製作所は13日、グループ会社の日立工機について、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に売却することで合意したと正式発表した。KKR関連会社によるTOB(株式公開買い付け)に応じ、日立グループは約51%を保有している日立工機株を全て譲渡する。KKRによる買収総額は1471億円。 日立工機は建設現場などで使う工具を製造する東証1部上場企業だが、TOB成立に伴い上場廃止となる。 日立はITやインフラ、医療など主力事業と関係が薄い事業を切り離す「選択と集中」を加速させており、今回もその一環。TOBは1株870円で、1月30日から3月22日まで実施する。日立工機の2016年3月期の連結売上高は1415億円、純利益は11億円。(2017/01/16-17:09)
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