福島銀、富岡支店を3月22日再開=原発事故で休止
2017/01/16
株式会社 時事通信社
福島銀行は13日、東京電力福島第1原発事故のため休止していた富岡支店(福島県富岡町)を、3月22日に再開すると発表した。同町は全域が避難指示の対象で、政府は4月1日に大半の地域で解除することを町に提示した。解除後も利用者数は限定的とみられるが、同行は、再開の理由を「生活に必要なインフラを提供して住民の帰還を後押しするため」と説明している。 富岡支店は、復興の拠点として整備が進む複合商業施設の近くに借りた土地に移転して再開する。借地契約期間は5年間で、町の復興状況を踏まえて元の店舗に戻ることも検討する。 福島銀ではこのほか、浪江支店(同県浪江町)も原発事故で休止中。同行は帰還準備委員会を設置し、再開の時期を検討している。(2017/01/13-17:03)
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