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群馬銀、高齢者の振込限度額２０万円に＝３月から、還付金詐欺対策
2017/01/11
株式会社 時事通信社
群馬銀行（前橋市）は１０日、急増する還付金詐欺被害を防止するため、高齢者を対象に３月１５日から、キャッシュカードを使って現金自動預払機（ＡＴＭ）で振り込む際の１日当たりの限度額を２０万円に引き下げると発表した。銀行の店舗外で発生しやすい詐欺被害を水際で食い止める狙い。 対象は、過去３年間、ＡＴＭ振り込みで同行のカードを使用していない７０歳以上の預金者約３０万人。 同行によると、還付金があると偽って入金させる還付金詐欺の１回の被害額は、引き出し限度額ぎりぎりの４９万円や９９万円となることが多いという。振込限度額を０円まで引き下げると預金者への影響が拡大することも考慮し、２０万円とする。 同行は昨年１２月から一部のＡＴＭに、人を察知すると詐欺の注意喚起音声が流れる等身大の警察官型パネル「ボイスポリス」を試験的に設置するなど、詐欺被害の防止に力を入れている。（2017/01/10-18:19）
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