しののめ信金、高齢者のATM利用制限=詐欺被害を防止
2017/01/10
株式会社 時事通信社
しののめ信用金庫(群馬県富岡市)は10日、全国的に急増している還付金詐欺など特殊詐欺被害を防止するため、高齢の預金者を対象に17日から、現金自動預払機(ATM)でのキャッシュカード利用を一部制限すると発表した。カード振り込みをできなくすることで、水際で詐欺被害を食い止める狙いがある。 対象となるのはしののめ信金の預金者で、過去3年間カードによるATMでの振り込みを行っていない65歳以上の高齢者。17日から18日にかけて振込限度額を0円に設定し、利用を制限する。約11万人が対象で、他の金融機関でも同信金カードでの振り込みができなくなる。 店舗窓口で本人確認の上、振込限度額を変更すれば再び利用できる。同様の利用制限は岡崎信用金庫(愛知県岡崎市)などがすでに行っている。(2017/01/10-15:56)
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