東京原油、1年2カ月ぶり高値
2016/12/12
株式会社 時事通信社
12日の東京商品取引所では、中東産(ドバイ)原油先物が大きく値上がりした。取引の中心となる2017年5月決済物は、前週末比2470円高の1キロリットル当たり4万0240円で始まり、15年10月以来、約1年2カ月ぶりの高値を付けた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の産油国が協調減産で合意し、指標となる欧米原油が急伸していることが背景。 外国為替市場で円安・ドル高が進んでいることも、円建てで取引される東京市場の割安感を生み、買われている。市場では「欧米原油は当面、堅調に推移しそうだ」(アナリスト)との声が多く、東京原油をサポートするとみられる。(2016/12/12-10:00)
この記事の情報発信者
株式会社 時事通信社
時事通信社は、日本の代表的な通信社として、速報性と専門性を兼ね備えたニュースを新聞社、放送局だけでなく、金融機関、官公庁、ポータルサイト向けなど、様々な分野に提供しています。