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南都銀が大阪でマッチングフェア=近畿2府4県から102企業・団体参加

2016/12/08 株式会社 時事通信社
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南都銀行は取引先企業に国内外への販路拡大・技術提携や製品開発で新たなパートナーを見つけてもらうため、8日、JR大阪駅に近いナレッジキャピタルコングレコンベンションセンターで「ものづくり元気企業マッチングフェア2016」を開催した。橋本隆史頭取は「金融機関を取り巻く状況はマイナス金利で厳しいが、地域の発展に貢献し、活力を創造する銀行を目指す」とあいさつした。  フェアにはものづくり関係企業71社を含む大阪、京都、兵庫、奈良、三重、和歌山の102社・団体が参加。取引先企業のほか、奈良の地場産業の漢方・木材関係、大学など産学連携関係、医療関係など幅広い企業・団体が出展。経済成長が進むフィリピン企業からも経営者を招き、ミニセミナーや商談会を開催する。  オープニングのテープカットの後、会見した橋本頭取は大阪で開催した狙いについて、「大阪の東エリアや市内に順次店舗を増設してきた。現在、(兵庫県)尼崎を入れて19店舗あるが、来年度中に(大阪市の)平野区エリアに開設する」などと語り、奈良県の取引先企業のマッチングを広く関西エリアに広げ、その成果達成にも関わっていく方針を示した。  その上で、「次の経営計画では、大阪をエリアごとに分け、それぞれの企業の考え方の違いなども分析しながら、これから主力とする所を決めていきたい。また、融資のボリュームを追うのでなく、ソリューションを提供しながら、取引先企業の新規開拓に主眼を置いていく」と語った。(2016/12/08-13:20)

この記事の情報発信者

株式会社 時事通信社

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