年金を上回る生活保護
2016/12/8
年金を上回る生活保護
厚生労働省発表の『国民年金保険料の納付率について』によると、国民年金保険料の納付率は51.8%(※H28年9月末現在)
つまり、納付しているのはおよそ2人に1人。(厚生労働省国民年金保険料の納付率についてより)
年金をしっかり払っていても老後の生活費が足りない状況が想定されますが、
年金未納の方はさらに生活費が足りなくなることが想定されます。
しかしながら、自営業で40年間年金を払い続けた千代田区在住70代夫婦を想定したデータによると国民年金支給額が約13万なのに対し生活保護を受けると約18万となり
年金だけでは暮して行けず生活保護を貰って生活している方が増えており、
真面目に年金を払い続けても生活保護の金額が年金額を上回っている現状があるようです。
年金が恵まれている現代においても生活保護受給世帯の約4割が高齢者。(内閣府 平成28年版高齢社会白書、及び厚生労働省データより)
お金は限りがあるもの。高齢者が増加傾向にあることも踏まえると年金制度だけでなく、生活保護制度も心配です。
より多くの日本人が生涯にわたり、最低限の生活が少なくともできるような世の中にしていきたいものですね。
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