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介護保険・社会福祉事業者総合保険にご加入の事業者向けに、 介護施設内での転倒事故を未然に防止する「高齢者見守りセンサー」

2024/10/16 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
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2024年10月16日
MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(代表取締役社長:新納 啓介)は、介護施設内で発生する利用者の転倒事故を未然に防止するため、介護保険・社会福祉事業者総合保険(以下、介護社福総合保険)にご加入の事業者向けに、高齢者見守りセンサー(以下、見守りセンサー)の提供を 2024 年 10 月より開始します。
また、2026 年度までに、見守りセンサー導入後のリスク低減効果を保険料に反映させた新たな保険商品の開発・提供を目指します。


1. 背景
介護施設における利用者の転倒事故は、事故全体の 65.6%※1と圧倒的に多く、骨折や頭部外傷などの重篤なケガを引き起こすことがあります。これにより、入院や長期のリハビリが必要となるケースに発展する可能性が高いため、安全・安心な介護施設の運営には転倒事故の未然防止が重要です。
一方、転倒事故の未然防止には介護職員による定期的な巡回が有効ですが、人手不足の中、職員の過重労働やストレスの増加を招き、職員の離職率が高まる一因となっています。
そこで当社は、介護施設全体の事故を効率的に減らし、安全性向上と事業の持続的成長を支援するため、介護マーケットでの豊富な顧客接点を活用し、「介護社福総合保険」と転倒事故の未然防止に効果的な「見守りセンサー」※2をセットで提供することとしました。
※1 出典:公益財団法人介護労働安定センター「介護サービスの利用に係る事故防止に関する調査研究事業」
※2 株式会社シンセイコーポレーション製・Care-Top


. 概要
(1)見守りセンサーについて
ベッドセンサー、離床・端座センサー、AI カメラを組み合わせることで、利用者の起床から離床までの一連の挙動をタイムリーに検知し、必要なタイミングでの職員による訪室・介助が可能になることで、居室内での転倒事故を未然に防止し、利用者の安全確保と介護施設の負担軽減を実現します。
当社は、新たに「DX ソリューションパッケージ」※3のラインナップに見守りセンサーを追加し、当社の介護社福総合保険にご加入の事業者を中心に提供していきます。

※3 https://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/about/news/pdf/2024/news_2024011101262.pdf

 

(2)介護事業者の経済的負担軽減
当社は、2026 年度までに、見守りセンサー導入後のリスク低減効果を保険料に反映させた新たな保険商品の開発・提供を目指します。
<見守りセンサーの活用イメージ>

 

 

3. 今後の展開
当社は、高齢者の生活の質を向上させ、高齢社会の課題解決に向けた取り組みを一層強化し、「元気で長生きを支える社会」の実現を目指していきます。
また、多様化するリスクへの対応に向け、最先端のソリューションを提供するさまざまな事業者との連携を進め、DX ソリューションパッケージのラインナップをさらに拡大し、誰もが安全・安心に暮らせる地域・社会の実現に貢献していきます。

 


以上

この記事の情報発信者

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

あいおいニッセイ同和損保はMS&ADインシュアランス グループの一員として、グローバルに事業展開する世界トップ水準の保険・金融グループを創造し、持続的な成長と企業価値向上の実現を目指します。また、行動指針に「地域密着」を掲げ、地域社会への貢献活動や地域の課題解決に積極的に取り組んでいます。

[HP] http://www.aioinissaydowa.co.jp/

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