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2024 年度 第 1 四半期 決算 報告

2024/08/16 オリックス生命保険株式会社
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2024 年 8 月 15 日
オリックス生命保険株式会社


オリックス生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、社長:片岡一則)の 202 4 年度第 1 四半期 決算(2024 年 4 月 1 日~ 2024 年 6 月 3 0 日) を以下のとおりお知らせします。


1.契約の状況

 

 

 

当社は、生命保険会社としてより一層お客さまのお役に立てるようになるため、第一分野の販売を強化することを重要施策として掲げております。第1四半期においては、2023 年 11 月に保険料率改定を行った円建終身保険など、第一分野の販売が順調に推移したものの、医療保険等の販売が減少したことから、新契約は前年同期に比べ減少する結果となりました。
保有契約は、保有契約件数は前年度末より減少したものの、終身保険の保有が増加したことなどにより、保有契約年換算保険料は前年度末比 100.5%、保有契約高は前年度末比 100.2%と伸展しました。

 

2.収支・資産および健全性等の状況

 

基礎利益は、運用利回りの上昇などにより、前年同期比 117.9%の 70 億円となりましたが、当期純利益は、為替差益等が減少したことなどにより、1 億円となりました。
総資産は、保険料等収入の増加や、為替の影響で外国証券の円換算額が増加したことなどにより、前年度末比 102.4%の 3 兆 119 億円となりました。

 

・ソルベンシー・マージン比率は、前年度末から 22.5 ポイント増の 1,009.8%となり、引き続き高水準を維持しています。
・保険金支払能力格付け(格付投資情報センター(R&I)):AA

 

3.米国会計基準(SEC 基準)による主要な経営指標
オリックスグループは、米国会計基準(SEC 基準)を採用しているため、当社においても、会社法基準のほかに SEC 基準を採用し、経営管理の指標としています。

 

※2023 年度より、SEC 新基準(長期保険契約に関する会計処理の限定的な改善―会計基準編纂書 944(金融サービス―保険))を適用しています。2022 年度の数値については、新基準に組み替えて表示しています。
※上記は、オリックス生命単体での決算数値のため、オリックス株式会社で開示しているセグメント利益(保険)とは異なります。


(参考)
オリックス株式会社(コード番号:8591):2025 年 3 月期第 1 四半期連結決算(2024 年 4 月~2024 年 6 月)

 

<SEC 基準決算と会社法基準決算の主な違いについて>
1.新契約の獲得経費
・SEC 基準では、新契約の獲得経費は、新契約からもたらされる将来の収入に対応すべき部分を、当期に一括計上せず、繰延処理します。
・会社法基準では、新契約の獲得経費を当期費用として一括計上します。
・新契約の販売が好調な時、SEC 基準では、新契約の増加に比例する形で利益が増加し、会社法基準では、当期の利益が減少します。

2.責任準備金
・SEC 基準では、実績発生率を基に計算される責任準備金を積み立てます。
・会社法基準では、無配当商品に対しても有配当商品と同じ積み立てを行うなど、一般的に、SEC 基準と比べて契約初期の積立負担が大きな標準責任準備金を積み立てます。

3.再保険取引
・当社は保険契約の一部を出再することにより、リスク軽減を図っております。
・上記再保険に付したリスクに係る責任準備金について、SEC 基準では積み立てておりますが、会社法基準では保険業法に基づき積み立てない場合があります。
そのため、当該部分に係るリスクが減少する場合、SEC 基準では責任準備金取崩し益が生じますが、会社法基準では当該益は発生しません。

当社においては主に、上記一時的な差異により、会社法基準は SEC 基準より利益が減少する傾向があります。
 

この記事の情報発信者

オリックス生命保険株式会社

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[HP] http://www.orixlife.co.jp/?oKL=5112401

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