佐藤東京スター銀頭取:個人向けに小型店舗=保険などの相談受け付け-インタビュー
2017/04/19
株式会社 時事通信社
東京スター銀行の佐藤誠治頭取は18日までにインタビューに応じ、個人顧客との取引を専門に取り扱う小型店舗を展開する方針を明らかにした。3人程度の行員が常駐し、保険、ローンなどの相談を受け付ける。テレビ会議システムを配備し、専門的な助言を行う体制を整える。
近く、東京都内の数カ所に小型店舗を開設し、今後の拡大も検討する。東京スター銀は自宅を担保に老後の生活資金などを融資する「リバースモーゲージ」など、多様な金融商品を取り扱っている。
佐藤頭取は「金融商品だけで成長を続けるのは難しい」と指摘。「顧客の状況をよく知り、資産形成などのアドバイスをしていくことが重要だ」と述べ、小型店舗を通じて個人顧客との関係を深める考えを示した。
企業向けでは親会社の台湾金融大手、中国信託商業銀行(台北市)との連携を強化する。「日本企業にとって海外ビジネスは必須だ。(中国信託銀は)アジアで日本のメガバンクと遜色ないネットワークがある」と強調。親会社の支店網を活用し、取引先の海外展開支援を積極的に進める方針を強調した。(了)
〔写真説明〕インタビューに答える東京スター銀行の佐藤誠治頭取=14日午後、東京都港区
近く、東京都内の数カ所に小型店舗を開設し、今後の拡大も検討する。東京スター銀は自宅を担保に老後の生活資金などを融資する「リバースモーゲージ」など、多様な金融商品を取り扱っている。
佐藤頭取は「金融商品だけで成長を続けるのは難しい」と指摘。「顧客の状況をよく知り、資産形成などのアドバイスをしていくことが重要だ」と述べ、小型店舗を通じて個人顧客との関係を深める考えを示した。
企業向けでは親会社の台湾金融大手、中国信託商業銀行(台北市)との連携を強化する。「日本企業にとって海外ビジネスは必須だ。(中国信託銀は)アジアで日本のメガバンクと遜色ないネットワークがある」と強調。親会社の支店網を活用し、取引先の海外展開支援を積極的に進める方針を強調した。(了)
〔写真説明〕インタビューに答える東京スター銀行の佐藤誠治頭取=14日午後、東京都港区
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