〔海外決算〕ユナイテッドヘルスの1~3月期、34%増益=1株利益、予想上回る
2017/04/18
株式会社 時事通信社
【ニューヨーク時事】米医療保険最大手ユナイテッドヘルス・グループが18日発表した2017年1~3月期決算は、純利益が前年同期比34.8%増の21億7200万ドル(約2360億円)となった。オバマケア(米医療保険改革法)に基づき導入された個人医療保険市場からの撤退が減収要因となったものの、大幅な増収増益となった。
希薄化後の1株当たり利益は2.23ドルと、市場予想平均(トムソン・ロイター調べ)の2.17ドルを上回った。
総収入は9.4%増の487億2300万ドル。このうち、主力の医療保険ユナイテッドヘルスケアは11.8%増401億ドル。保険加入者数は73万人の純増。個人医療保険市場からの撤退による影響は、76万5000人減だった。IT医療サービスのオプタムは各事業とも好調で、7.9%の増収。営業利益率も5.6%から6.0%に改善した。
ユナイテッドヘルスは17年通期の見通しについて、総収入を約2000億ドル、調整後の1株当たり利益を9.65~9.85ドルとした。(了)
希薄化後の1株当たり利益は2.23ドルと、市場予想平均(トムソン・ロイター調べ)の2.17ドルを上回った。
総収入は9.4%増の487億2300万ドル。このうち、主力の医療保険ユナイテッドヘルスケアは11.8%増401億ドル。保険加入者数は73万人の純増。個人医療保険市場からの撤退による影響は、76万5000人減だった。IT医療サービスのオプタムは各事業とも好調で、7.9%の増収。営業利益率も5.6%から6.0%に改善した。
ユナイテッドヘルスは17年通期の見通しについて、総収入を約2000億ドル、調整後の1株当たり利益を9.65~9.85ドルとした。(了)
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