四国の地銀4行、アライアンス施策発表=いよぎん証の商品仲介、マッチング基盤構築
2017/04/05
株式会社 時事通信社
昨年11月に包括提携「四国アライアンス」を締結した百十四銀行(高松市)、伊予銀行(松山市)、四国銀行(高知市)、阿波銀行(徳島市)の4行は5日、アライアンスで取り組む主要施策を発表した。ビジネスマッチングの共通基盤を設立。各行が伊予銀グループのいよぎん証券の金融商品の仲介を始める。 共通基盤により各行のネットワークを共同活用するほか、商談会や交流会を開催するなどし、3年間で計4000件のマッチングと800件の成約が目標とする。いよぎん証券は各行からの出資受け入れと社名の変更も検討。ファンド運営会社の共同設立を年度内に目指す。 高松市内で5日行った記者会見で、阿波銀の長岡奨頭取は「4行のネットワークを客の支援に活用したい」と意義を説明。百十四銀の綾田裕次郎頭取は「スピード感を持ち、かつ長期的に、四国全体でメリットが得られるよう4行で手を取り合ってやっていく」と述べた。(2017/04/05-18:13)
この記事の情報発信者
株式会社 時事通信社
時事通信社は、日本の代表的な通信社として、速報性と専門性を兼ね備えたニュースを新聞社、放送局だけでなく、金融機関、官公庁、ポータルサイト向けなど、様々な分野に提供しています。