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東芝審査の長期化、変わらず=米WHの連結除外後-清田JPX・CEO

2017/04/03 株式会社 時事通信社
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日本取引所グループ(JPX)の清田瞭最高経営責任者(CEO)は31日の記者会見で、内部管理体制に問題がある「特設注意市場銘柄」としている東芝の指定解除に向けた審査について、「相当期間長くかかるとの認識は変わらない」と述べた。企業統治上の深刻な問題を抱えていた米原発子会社ウェスチングハウス(WH)が破綻処理で東芝の連結対象から外れても、審査は長期化するとの見方を示したものだ。  東芝は、同銘柄の指定解除を受けようと、3月15日に内部管理体制確認書をJPX傘下の東京証券取引所に再提出。その後、WHは米連邦破産法11条の適用を申請し、東芝経営陣は「海外リスクを遮断した」と説明している。  清田CEOは「報告書を提出した時点ではまだ連結から外れておらず、(WHは)審査対象と言える」と指摘。また「WHが連結を外れた後の審査が軽くなるとしても、(東芝の他の)海外子会社はこれまで以上に慎重に審査しなければならない」と強調した。(2017/04/03-07:53)

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株式会社 時事通信社

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