新美術館の建設について
2017年3月30日
新美術館の建設について
SOMPOホールディングス株式会社(グループCEO取締役社長:櫻田 謙悟、以下「SOMPOホールディングス」)の子会社である損害保険ジャパン日本興亜株式会社(社長:西澤 敬二、以下「当社」)は、東京都新宿区に所在する損保ジャパン日本興亜本社ビルの敷地内地上部に新美術館を建設する計画をまとめましたので概要をお知らせします。
1.新美術館について
(1)コンセプト
新美術館は、オランダの巨匠フィンセント・ファン・ゴッホの代表作『ひまわり』に出会えるアジアで唯一の美術館として、新宿の「アートランドマーク」を目指します。
世界一の乗降者数をほこる新宿から文化・芸術を発信し、新たな賑わいを創出するとともに、国内外の交流を促し、多様な価値観に満ちた魅力溢れる美術館を創造します。
新美術館は、当社の収蔵作品の核である東郷青児の作品の独特な曲線美をモチーフとした垂直面と曲面を組み合わせており、本社ビルとの調和を意識した外観デザインにしています。
(2)運営方針
当社創業と同時期に制作されたゴッホの『ひまわり』と同時代の西洋絵画や、所蔵する東郷青児などの作品と同時代の近代・現代の美術作品を紹介していきます。また、地域の文化・芸術拠点として、小中学校の鑑賞教育を推奨するとともに、新進作家への助成や展覧会開催により、未来を担う作家を支援していきます。
2.建築計画の概要
所在:東京都新宿区西新宿一丁目26-1
建築面積:約600㎡
主用途:美術館
延床面積:約4,000㎡
階数:地上6階地下1階
構造:鉄筋コンクリート造
設計:大成建設株式会社一級建築士事務所
施工:大成・清水・鴻池建設共同企業体
着工:2017年8月
竣工:2019年9月(予定)
3.今後の予定
新美術館は2020年春に本格オープンする予定です。また、開館時に現在の美術館名称を変更する予定です。
以 上
別紙
1.現美術館の沿革・所蔵作品
「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」は1976年に開館し、アジアで唯一、ゴッホの『ひまわり』を見ることができる美術館として親しまれています。ゴッホの『ひまわり』をはじめ、ゴーギャン、セザンヌ、東郷青児、アメリカ素朴派画家グランマ・モーゼスの作品などを常設展示しているほか、各種展覧会の開催や新進作家の支援、「対話による美術鑑賞教育」支援など※を行っています。
※「対話による美術鑑賞教育」支援などの取組みは、公益社団法人企業メセナ協議会の「This isMECENAT」に認定されています。
2.「文化・芸術分野」に関する取組み
SOMPOホールディングスグループにおける文化・芸術の主な取組みは以下の通りです。当社の強みである「文化・芸術分野」を中心とした施策を展開し、2020年、そしてその先に向けて、地域社会に貢献していきます。
(1)「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」への参画・取組み結果
http://www.sompo-hd.com/news/topics/2016/20160728_2/
http://www.sompo-hd.com/news/topics/2016/20161104_1/
(2)全国の芸術・文化を支援するファンド設立「SOMPOアート・ファンド」
http://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/topics/2016/20160822_2.pdf
(3)「SOMPOパラリンアート・サッカーコンテスト」受賞作品展示会の開催
http://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/topics/2016/20161026_1.pdf
(4)東京藝術大学×SOMPOホールディングス 産学連携プロジェクト
Diversity on the Arts Project 「芸術×福祉」による人材育成を通じた共生社会づくりへの貢献
http://www.sompo-hd.com/~/media/hd/files/news/2017/20170118_1.pdf
(5)新CM「本物の感動を」ひまわり篇の展開
http://www.sompo-hd.com/~/media/hd/files/news/2017/20170310_1.pdf
4月より、以下のテレビ番組にて本CMを全国に放映予定です。
リリース元URL:http://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/news/2016/20170330_1.pdf
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